昭和大学病院(しょうわだいがくびょういん)は、東京都品川区旗の台にある医療機関。昭和大学が設置している9つの附属病院の一つで代表格的な病院である。
■概要
9つある昭和大学附属病院の中で本院である。
建物は中央棟・入院棟・東病院に別れ、中央棟は診察室・検査室・手術室・処置室等および救急部門、医局、職員施設、管理・事務部門、外科病棟が入り、入院棟は外科を除く病棟の大部分、中原街道を隔てた東病院には一部の診療科と若干の病棟が入る。東病院は事実上は昭和大学病院本院の東棟の位置付けであるが、中原街道をはさみ一定の距離があるので法律の要請で別病院となっている。
■沿革
1928年、昭和医学専門学校の設置と同時に建設が行われ、1928年3月5日に落成。昭和医学専門学校附属医院[1]として同年5月15日に開院した。
■年表
1928年5月15日 – 昭和医学専門学校附属医院として開院。初代院長は昭和医専創立者の上條秀介
1938年5月14日 – 外来診療棟建設
1945年7月15日 – 日本医療団と委託経営契約締結(病院の経営権を団に委譲、契約は4月1日に遡及して効力発生)。
1948年2月29日 – 日本医療団との契約解除
1949年8月24日 – 立会川の氾濫により地階浸水。変電室等被害。電気は9月1日に完全復旧
1954年6月1日 – 伝染病床を一般病床に転換
1957年9月5日 – 総合病院の名称使用許可、昭和医科大学病院に名称変更
1964年4月1日 – 昭和大学病院に名称変更(薬学部設置のため)
1968年7月19日 – 結核病床を廃止、一般病床806床になる
1980年 – 地上17階地下3階建の入院棟竣工
1994年 – 特定機能病院の承認
1997年 – 中央棟竣工
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■診療科
内科系
呼吸器内科
アレルギー科
消化器内科
循環器内科
リウマチ科
糖尿病内科
代謝内科
内分泌内科
腫瘍内科
感染症内科
神経内科
精神科
外科系
肛門外科
消化器外科
乳腺外科
内分泌外科
脳神経外科
心臓血管外科
呼吸器外科
小児外科
整形外科
リハビリテーション科
形成外科
美容外科
耳鼻咽喉科
気管・食道外科
眼科
皮膚科
泌尿器科
産科
婦人科
小児科
性病科
中央診療部門
放射線診断科
放射線治療科
救急科
麻酔科
臨床検査科
病理診断科
■病床
一般病床 853
■保険医療機関、公費負担医療機関及びその他の病院の種類
保険医療機関
労災保険指定医療機関
指定自立支援医療機関(更生医療)
指定自立支援医療機関(育成医療)
指定自立支援医療機関(精神通院医療)
身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
生活保護法指定医療機関
戦傷病者特別援護法指定医療機関
原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
公害医療機関
母体保護法指定医の配置されている医療機関
特定機能病院
災害拠点病院
救命救急センター
臨床研修指定病院
エイズ治療拠点病院
特定疾患治療研究事業委託医療機関
DPC対象病院
小児慢性特定疾患治療研究事業委託医療機関
総合周産期母子医療センター
■交通アクセス
東京急行電鉄大井町線、池上線旗の台駅下車
■脚注
『昭和大学五十年史』には「付」属医院と記載。
■参考文献
『昭和大学五十年史』学校法人昭和大学、1980年
■関連項目
昭和大学病院附属東病院
昭和大学附属豊洲病院
昭和大学附属烏山病院
昭和大学
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